「Display Innovation CHINA 2015/Beijing Summit」の会場の様子
「Display Innovation CHINA 2015/Beijing Summit」の会場の様子
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 ディスプレー関連の国際カンファレンス「Display Innovation CHINA 2015/Beijing Summit」が2015年10月13~14日、中国・北京の民航国際会議中心で開催された。液晶パネルで中国最大のBOE Technology Group社、韓国最大のLG Display社、台湾大手のAU Optronics社、日本のジャパンディスプレイとシャープ、さらにスマートフォンの小米(Xiaomi)や自動車の北京汽車(BAIC Motor)といったパネルユーザー企業、ソニー元社長の出井伸之氏らが講演。ディスプレイ産業に関わる経営者、研究者・技術者、マーケティング担当者など約1000人が参加した。

 今年のカンファレンスは、これまでのやり方にとらわれず、変化に挑戦しようとする中国パネルメーカーの強い意志を感じる内容だった。象徴的だったのが、BOE社 副総裁 主席戦略官(VP/Chief Strategy Officer)の荊林峰(Michael Jing)氏の基調講演である。