幕張メッセで開催されている農業関連の展示会「農業ワールド 2015」(2015年10月14~16日)の特別講演にて、人工光型植物工場に関する講演をパナソニック AVCネットワークス社 副社長の杉田卓也氏と同アグリ事業推進室 主幹の松葉正樹氏が行った。「現在の植物工場の7~9割は赤字と思われる」(松葉氏)とする中、同社では「補助金に頼らず黒字化できる」とうたう植物工場の設備事業を展開しており、その極意を解説した。

パナソニックが「農業ワールド 2015」「第2回 国際 次世代農業EXPO」で展示した棚。同社の福島工場実証栽培エリアは面積1200m<sup>2</sup>、高さ5m、長さ15mの栽培棚が15列あり、日産1800株。採算ラインは面積1000m<sup>2</sup>以上、日産2000株以上の工場で、投資額2億円以上、回収に約7~8年といったケースを想定している。
パナソニックが「農業ワールド 2015」「第2回 国際 次世代農業EXPO」で展示した棚。同社の福島工場実証栽培エリアは面積1200m2、高さ5m、長さ15mの栽培棚が15列あり、日産1800株。採算ラインは面積1000m2以上、日産2000株以上の工場で、投資額2億円以上、回収に約7~8年といったケースを想定している。
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