ソフトバンクとヘルスケアベンチャーのFiNCは、米IBM社のコグニティブコンピューティングシステム「IBM Watson」を用いたヘルスケアサービス「パーソナルカラダサポート」を共同開発する(pdf形式のプレスリリース)。2016年3月以降に、サービスと関連アプリの提供を始める。
Watsonを活用し、生活習慣の調査結果や遺伝子検査、PHR(personal health record)などのデータを収集・解析する。これらのパーソナルデータに基づいてカスタマイズした生活習慣改善メニューを作成し、スマートフォンアプリで提供。日々の生活習慣を改善するための課題を日替わりで提示したりする。
このほか、スマート体組成計と連携し、体組成データを基にしたPHRを記録・グラフ化する機能や、家族や友人などとつながって楽しく健康管理できるSNS機能なども提供する。改善メニューを実施することでポイントが貯まるシステムも備え、貯まったポイントは専用ストアなどでヘルスケア商品を購入する際に使用できる。
基本使用料は月額100円(税別)。管理栄養士によるマンツーマン指導やオーダーメードサプリなど、ユーザーが個別に追加できるオプションサービスも提供する。