「武蔵」シリーズの最新モデル「武蔵/NEH - TM3」
「武蔵」シリーズの最新モデル「武蔵/NEH - TM3」
(出所:ネクストエナジー・アンド・リソース)
[画像のクリックで拡大表示]

 太陽光発電関連事業を手掛けるネクストエナジー・アンド・リソース(長野県駒ヶ根市)は9月29日、野立ての太陽光発電用の架台「武蔵」シリーズの最新モデル「武蔵/NEH - TM3」が、「2015年度グッドデザイン賞」を受賞したと発表した。

 「武蔵/NEH - TM3」は、コネクタ部に独自形状の「ボールジョイント」を採用したのが特徴。ボールジョイントの調整機構により、東西南北・上下・水平回転に対応できる。東西方向に傾斜のある地面においても、日射量の多い南向き設置が可能という。素材に鉄を採用することにより低コスト化を実現した。同モデルは、来春に発売する予定。

 「グッドデザイン賞」は、公益財団法人・日本デザイン振興会が主催する。応募された製品を80人からなる審査委員会で選考する。2015年度は、3658件のデザインの中から1337件が受賞した。外見上の印象だけでなく、機能性や環境配慮、提案力など、様々な観点から審査される。

 「武蔵/NEH - TM3」は、ボールジョイントによる3次元傾斜に対応する構造だけでなく、「杭打ち時のばらつきを吸収する構造や部品点数の削減など、効率的な施工のための様々な工夫が評価された」という。