ノートブック型のポータブル超音波画像診断装置「ACUSON P500」
ノートブック型のポータブル超音波画像診断装置「ACUSON P500」
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ACUSON P500を専用カートに載せた際のイメージ
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腎臓カラードプラ画像のイメージ
腎臓カラードプラ画像のイメージ
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 シーメンス・ジャパンは、ノートブック型のポータブル超音波画像診断装置「ACUSON P500(アキュソン P500)」を発売した。いわゆるPOC(point of care)における診断や処置などに向ける。

 同社の上位機種に搭載されている画質向上機能に加え、動きによるカラードプラの雑音を低減する機能を搭載。環境や患者の状態に影響されにくく、安定した画質を提供する。

 ディスプレーには、同社初の15型タッチスクリーンを採用。タブレット端末のような直感的な操作にも対応する。赤外線技術により、手袋をした指やペンなどでも操作できる。また、3つのプローブポートを搭載する専用カートは上下昇降が可能だ。

 本体重量は約7kg、起動時間は30秒、最大バッテリー駆動時間は60分。低消費電力で衝撃にも強いSSD(ソリッドステートドライブ)を採用するほか、取り外し可能な専用カバーで薬剤や血液からコントロールパネルを保護し、故障のリスクを低減する。