イージェイが開店したコールドプレスジュースの製造小売り・デリバリー店
イージェイが開店したコールドプレスジュースの製造小売り・デリバリー店
(出所:自然電力)
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 太陽光発電のデベロッパーである自然電力(福岡市中央区)は8月26日、農産物の生産・加工・販売・サービスを行うイージェイ(東京都文京区)に出資したと発表した。太陽光発電所の立地地域は、多くの場合、主力産業が農業になっている。自然電力は、出資を通じて農業との関わりを強化し、地域活性化への貢献を目指す。

 イージェイは、2015年4月に設立され、農業の付加価値を高める「6次産業化」の推進を事業領域としている。初期事業として、農産物を活用した「コールドプレスジュース・スープ」の製造小売り・デリバリー店を運営し、8月5日に東京都内に「イージェイ ジュース アンド スープ 麹町店」をオープンした。今後は、農産物の自社生産にも着手する予定という。

 「コールドプレスジュース」とは、野菜や果物を熱の発生を抑えながら圧搾して抽出したジュースで、一般的なジュースやスムージーと比べ、「素材本来の持つ栄養素・酵素を最大限摂取できる」、「消化器官に負担をかけず、栄養素を吸収しやすい」などの特徴があるという。米国の都市部を中心にブームとなり、日本でも2014年ころから扱う店舗が増え始めている。