中国の大手太陽光パネルメーカーであるJAソーラー・ホールディングスは8月31日、オーストラリアで建設中の出力70MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「Moree Solar Farm」に、太陽光パネルを供給していることを発表した。

 全量をJAソーラーが供給し、6月にパネルの設置を開始した。供給するパネルは、「JAP6-315」と「JAP6-310」としている。

 建設地は、ニューサウスウェールズ州北部のモレーの南方10kmの場所にある。開発プロジェクトは、Fotowatio Renewable Ventures(FRV)社が所有している。

 開発総額は1億6400万ドルで、オーストラリアの再生可能エネルギー庁による1億200万ドルの助成金と、Clean Energy Finance Corporation(CEFC)社から調達する4700万ドルなどで賄う。2014年8月に資金調達の枠組みの組成を終え、2014年11月に着工していた。