日立製作所は、多品種の商品を取り扱う倉庫において、集品作業を行う自律移動型双腕ロボットの試作機を開発、グループ会社の日立物流のアディダス営業所で公開した。2~3年後にはグループ会社の工場で実用化し、5年後の市販化を目指す。昨今のインターネット通販市場の拡大や顧客ニーズの多様化に伴い、多品種少量型倉庫の増加が背景にある。広大な倉庫内に商品が並んでいる棚の中から特定の商品を探し出し、それを運んできて箱に詰めるといった、これまで人が行ってきた集品作業を同ロボットが担うことになる。
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