「日経Robotics」は定期購読制ロボット情報専門メディア。センサなどの要素技術からディープラーニングなどのAI、さらには現場でのロボット導入事例まで、仕事に役立つ世界中のロボット技術最新情報を月刊ニューズレター(紙媒体)の形式でお届けします。本ページはその「日経Robotics」のデジタル版のバックナンバー一覧です。
日経Robotics デジタル版
目次
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日経Robotics 2018年4月号
まるでスポーツ練習のようなディープラーニング技術が登場
スポーツ選手が、コーチの示したお手本の動作を見て、自分でも真似して動作を改善していく─。スポーツの分野などで人間が自然と行っているこのようなトレーニングの形態を、ディープラーニングを応用してロボットで実現する技術が登場した。
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日経Robotics 2018年3月号
IHIが物流ロボでディープラーニング技術実用化
自動倉庫やAGV(無人搬送車)など物流向け装置の大手メーカーであるIHIが、ディープラーニング技術を搭載したロボットを実用化した注1)。パレットに山積みされた段ボールを荷下ろしする「デパレタイジング」の作業を、6軸ロボットアームで自動化するシステム「AADS(IHI AI Auto Depallet…
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日経Robotics 2018年2月号
広がり始めた力制御
トヨタ自動車がロボット向けにトルクセンサを内製していることに象徴されるように(別記事を参照)、今後ロボットの適用範囲を広げていく上で力の計測・制御はなくてはならないものだ。
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日経Robotics 2018年1月号
中国アリババが使う物流ロボット、日本に進出
中国のインターネット通販(EC)の巨人であるAlibaba Group(阿里巴巴集団)。年間流通総額が約50兆円にも達する同グループが自社直営のネットスーパー事業「天猫超市(Tmall Supermarket)」で使う物流ロボットが、日本に上陸し千葉県の現場で稼働を始めた。
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日経Robotics 2017年12月号
東京・恵比寿にディープラーニングのすごい会社がある
東京の恵比寿。駅からほど近いビルの一室にディープラーニング技術を世界水準で使いこなす人工知能(AI)ベンチャーがある。その名はアセントロボティクス(Ascent Robotics)。米国、カナダ、中国、インド、ドイツなど世界10カ国以上から集まったエンジニア約20人がディープラーニング技術や強化学…
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日経Robotics 2017年11月号
グーグルDeepMindが移動ロボの技術に進出
囲碁ソフト「AlphaGo」を開発し、世界トップの棋士に勝利したことで知られる米グーグル傘下のDeepMind社。 イギリスのロンドンに拠点を置き、Demis Hassabis氏(右写真)が率いる同社は、ディープラーニングを用いた深層強化学習の分野で紛れもなく世界トップの技術力、人材を持つ企業だ。…
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日経Robotics 2017年10月号
Amazonが考える物流ロボへの期待
物流センターでのピッキング作業に現在のロボットはどの程度使えるのか─。この問いへの答えを模索し続ける米Amazon.comグループが、ピッキング自動化ロボットの国際競技会「Amazon Robotics Challenge(ARC) 2017」を開催した。
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日経Robotics 2017年9月号
制御工学にディープラーニング
ロボットをはじめとして産業界のさまざまな場面で広く使われている「制御工学」。ここにディープラーニング(深層学習)を応用しようという動きが出てきた。制御工学の目標は、ロボットの関節角など制御対象のあるパラメータを目標通りに安定化させたり、システムを所望の状態にすることだが、この制御器の性能や特性を向…
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日経Robotics 2017年8月号
日本のAIが進むべき方向とは
機械学習や人工知能(AI)の分野で、世界的な研究成果を持つ人物が理化学研究所(理研)にいることをご存じだろうか。現場を退きつつある大御所ではなく、現役バリバリの気鋭研究者である。 その名は杉山将氏。理研が2016年4月にAI研究の中核拠点として鳴り物入りで発足させた「革新知能統合研究(AIP)センタ…
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日経Robotics 2017年7月号
キヤノンと独大が先鞭、ディープラーニング技術がSLAMに波及
画像認識や音声認識、自動翻訳、さらには画像や音声といった情報の生成にまで広がり始めているディープラーニング(深層学習)。そんな飛ぶ鳥を落とす勢いのディープラーニングが、今度は移動ロボットの中核領域にまで波及し始めた。
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日経Robotics 2017年6月号
資生堂を支えた黒子、協働ロボトップユーザーの新たな挑戦
食品業界や医薬品業界などロボットの活用が期待されている「三品産業」の1つ、化粧品業界で協働ロボットが広がり始めた。化粧品メーカー大手の資生堂が、メーキャップ製品の主力工場である静岡県の掛川工場に、カワダロボティクスの双腕型協働ロボット「NEXTAGE」を導入した。
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日経Robotics 2017年5月号
自律飛行中のドローン墜落で国内初の人身事故、DJI製衝突原因の真相
2017年2月18日午前10時過ぎ、神奈川県藤沢市の分譲マンション建設現場でドローンが墜落。当時、建物の2~3階の高さにいた工事作業員の男性の顔にドローンが衝突し、作業員が数針縫うケガを負った。工事現場であるため作業員は頭部にヘルメットを装着していたものの、ヘルメットで覆われてない顔の部分にドロー…
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日経Robotics 2017年4月号
東芝が新型のディープラーニング「生成モデル」を送電線点検に
「顔を見て誰かを当てる」「画像に何が写っているかを言葉で当てる」─。画像認識や音声認識などの領域で華々しい成果を上げるディープラーニング(深層学習)は、AI(人工知能)という言葉のイメージ通り知的だ。事前に学習した膨大な知識を基に、現実世界の認識結果をキーワードで言い当てる。
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日経Robotics 2017年3月号
キューピーが導入、原材料受け入れ検査にディープラーニング
食品大手のキユーピーが、業界に先駆けて自社工場でAI(人工知能)技術の導入に踏み切る。食品の原材料となる野菜などの検査に、ディープラーニング(深層学習)による画像認識を導入する。2017年中にも、ベビーフードなどの生産を担う佐賀県の鳥栖工場に導入(図1)。その後、2017年後半にはサラダなどを生産…
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日経Robotics 2017年2月号
フィンランド発ディープラーニングのすごいロボットが埼玉深谷にある
ディープラーニング技術を駆使し、紙くず、木くず、金属、ガラス、廃プラスチックが混ざり合った産業廃棄物を1時間に3000個ものスピードでロボットが選別─。これまで人手で行うしかなかった選別作業の完全自動化を実現し、産廃処理の世界に一大革新を起こした大型ロボットが埼玉県深谷市にある。
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日経Robotics 2017年1月号
パナソニックが深層学習で対話エンジン開発
コミュニケーションロボットの核となる対話エンジン。米グーグルや米Microsoft社、米Facebook社などの大手IT企業が現在、「チャットボット」として注力している領域だが、この技術開発に日本のパナソニックが名乗りを上げた。
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日経Robotics 2016年12月号
機械工学で数十年ぶり革新のハーモニック社新型減速機
ロボットの動作を支える重要部品である減速機(トランスミッション)。モータで動くあらゆるロボットに搭載され、駆動軸のトルクを増大させる役割を果たす。そんな減速機に今、数十年ぶりの大きな革新が起きようとしている。ロボット向け精密減速機大手のハーモニック・ドライブ・システムズが米国の研究機関SRI In…
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日経Robotics 2016年11月号
協働空間で自律移動し始めたロボットアーム
これまで産業用ロボットアームというと、床に固定して据え付けというのが主流だった。ところが、そんな状況が変わりつつある。ロボットアームが車輪などの自走機能を備え、工場内を自ら動き回って作業するようになりつつあるのだ。従来、自動化したい作業が工場内の複数の場所にあれば、それぞれの場所にロボットアームを…
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日経Robotics 2016年10月号
ロボットの指にまで入る超小型LIDAR、半導体技術でメカレスに
ロボットの“眼”の役割を果たすセンサである「LIDAR」。レーザを照射して、周囲の3次元形状を把握するロボットの基幹センサだが、その開発・投資競争が活発になってきた。
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日経Robotics 2016年9月号
Amazonが狙う未来の物流、ピッキング自動化を競う
2016年7月、ドイツ・ライプツィヒに安川電機、ファナック、スイスABB社など、世界シェア上位の産業用ロボットメーカーのロボットが一堂に会した。ロボットが画像センサを駆使して棚にあるペットボトルや熊のぬいぐるみ、キッチンペーパーなどの日用品を次々と自動認識してピッキング。商品をほとんど落とすことも…