• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

HOME有料会員向けトップ > 第33回:ただならぬ“ぼんやり”が斬新なアイデアを生む

日経ものづくり 2017年10月号

3Mで学んだイノベーションの設計図

第33回:ただならぬ“ぼんやり”が斬新なアイデアを生む

  • 大久保孝俊=スリーエム ジャパン 執行役員 コーポレート・プロセス・イノベーション及び品質保証担当
  • 2017/10/02 00:00
  • 1/5ページ

出典:日経ものづくり、2017年10月号、pp.76-81(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

 イノベーションには多様なアイデアが必要となる。アイデアは斬新であれば斬新であるほど効果的だ。こうしたアイデアを全く努力なしで、まるで「神の啓示」を受けるように手に入れることができたら、どれほどありがたいか。こんな願望は誰でも持っていることだろう。今回はアイデア創出がテーマである。

 まず用語を説明したい。アイデアの創出では「がんばり」と「ぼんやり」が鍵になる(図1)。ここでは、「がんばり」とは意識的な脳の活動、「ぼんやり」とは無意識的な脳の活動と定義する。今回紹介するアイデアの創出法は、進化の成果として我々の脳に備わっている無意識下の働きを活用した「ぼんやり」効果の活用が主題となる。それを下記の項目に沿って考察していく。

図1 「がんばり」と「ぼんやり」
イラスト:大久保孝俊
[画像のクリックで拡大表示]
  • [1]「ぼんやり」時に働くデフォルト・モード・ネットワーク(Default Mode Network、以下DMN)の発見
  • [2]意識下の「がんばり」効果と記憶のメカニズム
  • [3]無意識下の「ぼんやり」効果とひらめきのメカニズム
  • [4]GBH(Ganbari、Bonyari、Hirameki)サイクルによる「ひらめき」の設計

おすすめ