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日経ものづくり 2017年8月号

ニュースの深層

はやぶさ2、小惑星到達まであと1年、4つの新技術を試験、探査の準備進む

  • 松浦晋也=ノン フィクション作家/ 科学技術ジャーナリスト
  • 2017/07/31 00:00
  • 1/3ページ

出典:日経ものづくり、2017年8月号、pp.20-21(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は7月12日、小惑星リュウグウの土壌サンプルを持ち帰る小惑星探査機「はやぶさ2」の現状を説明する記者会見を開催した(図1、2)。

図1 JAXAの会見
説明するJAXA宇宙科学研究所准教授でプロジェクト・マネージャーの津田雄一氏(左)と、同准教授でミッション・マネージャーの吉川真氏(右)。
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図2 はやぶさ2の模型
実機は2014年12月に打ち上げられた。
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 2014年12月に打ち上げられた同探査機は2018年8月に目的地のリュウグウへ到着する予定で順調に飛行中。すでに全旅程のおよそ半分を消化した。その間に4項目の新技術の試験をいずれも成功。現在は到着後の探査に向けた、探査チームの訓練を実施中である。

 プロジェクト・マネージャーでJAXA宇宙科学研究所准教授の津田雄一氏は、「これまでの2年半の順調さは素直に喜んでいる。ただし、それが今後の順調を保証しないのも分かっている。さらに気を引き締めてプロジェクトを進めたい」と抱負を語った。

 はやぶさ2は2018年早々からは到着までの最後の山場となる、過去最長のイオンエンジン噴射を実施する予定(図3)。2018年5月には光学カメラでリュウグウを捉える距離に達し、6~7月ごろに目的地近傍に到着予定だ。

図3 はやぶさ2がリュウグウに到達するまで
2014年12月に打ち上げられ、2018年6~7月にリュウグウ近傍に到達予定。2018年早々には過去最長となる第3期イオンエンジン運転が予定される。(図はJAXAの資料を基に本誌作成)
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