写真は、純チタンで出来た燃料タンク。容量は16Lである。ホンダが、排気量1Lの大型スポーツ2輪車(バイク)「CBR1000RR SP」「同SP2」に採用した。趣味性の高いバイクでは「材料にチタンを採用すると商品性が高まる」(ホンダ)。だが、公道を走れるバイクに搭載する量産タイプのチタン製燃料タンクは世界で初めて。材料単価は鋼の10倍以上と高いが、それを補って余りある魅力が純チタンにはあると同社は判断した。気になるのは重さだ。このチタン製燃料タンクを鋼製や樹脂製の燃料タンクと比べると、軽い順にどう並ぶだろうか。

* CBR1000RR SPは2017年3月に発売された。価格は246万2400円(税込み)。同SP2は同SPよりもエンジンを高出力にするなど、よりレーシング性を高めたタイプ。発売は同年5月以降になるとみられる。なお、CBR1000RRには鋼製燃料タンクを使うモデルもある。価格は201万4200円(税込み)から。
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  • [1] 樹脂製<鋼製<チタン製
  • [2] 樹脂製<チタン製<鋼製
  • [3] 鋼製<樹脂製<チタン製
  • [4] 鋼製<チタン製<樹脂製
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