「ロボットスーツHAL」などを開発するCYBERDYNEが、新たな一歩を踏み出した。独自のプロセッサーやスーパーコンピューターを開発するPEZYグループと提携して、人間の運動中枢系を一部代替できる人工小脳機能のHALへの組み込みや、各種のロボットなどを対象にしたデータセンター事業に乗り出す。同社の将来構想を山海社長に聞いた。

山海 嘉之(さんかい・よしゆき)
山海 嘉之(さんかい・よしゆき)
筑波大学大学院修了。工学博士。日本学術振興会特別研究員、筑波大学講師、助教授、米Baylor College of Medicine 客員教授などを経て、筑波大学サイバニクス研究センター センター長/ 大学院教授。CYBERDYNE 代表取締役社長/CEO や、内閣府ImPACT 革新的研究開発推進プログラム プログラムマネージャーも務める。(写真:加藤 康)