iQOS Pocket Chargerの基板。16ビットマイコンの「MSP430F5524」、バッテリー制御ICの「TPS63020」など主要部品の多くが米Texas Instruments(TI)社製(写真:フィリップモリスジャパン)
iQOS Pocket Chargerの基板。16ビットマイコンの「MSP430F5524」、バッテリー制御ICの「TPS63020」など主要部品の多くが米Texas Instruments(TI)社製(写真:フィリップモリスジャパン)
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 米Philip Morris International社の電子たばこ「iQOS」(アイコス)は、特殊加工したたばこの葉を詰め込んだ専用カートリッジ「ヒートスティック」をヒーターで熱して、そこから発生する蒸気でたばこの香りや味を楽しむ電子たばこだ。ヒートスティックを差し込んで吸引するための「iQOS Holder」、iQOS Holderを充電するための「iQOS Pocket Charger」で構成される。一見単純な瞬間湯沸かし器のような製品だが、そこには16ビットマイコンを含め数百個の電子部品が使用されている。

iQOS Pocket Chargerの基板。16ビットマイコンの「MSP430F5524」、バッテリー制御ICの「TPS63020」など主要部品の多くが米Texas Instruments(TI)社製(写真:スタジオキャスパー)
iQOS Pocket Chargerの基板。16ビットマイコンの「MSP430F5524」、バッテリー制御ICの「TPS63020」など主要部品の多くが米Texas Instruments(TI)社製(写真:スタジオキャスパー)
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