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HOME有料会員向けトップ > シャープと自走式警備ロボを開発した米ASI、鉱業向け自動運転から、農業などへ移行

日経エレクトロニクス 2017年1月号

Emerging Tech

シャープと自走式警備ロボを開発した米ASI、鉱業向け自動運転から、農業などへ移行

日経Roboticsから今月の1本

  • 中田 敦=シリコンバレー支局
  • 2016/12/19 00:00
  • 1/3ページ

出典:日経エレクトロニクス、2017年1月号、pp.128-129(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

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図1 自走式警備ロボット
名称は「Intellos Automated Unmanned Ground Vehicle」。可動式アームにドーム型カメラやサーモグラフィーを搭載し、オフィス敷地内などをパトロールする。

 経営再建中のシャープが2016年9月に意外な発表をした。米国法人のSharp Electronics社が業務用ロボット市場に参入すると発表したのだ。米Autonomous Solutions社(ASI)と自走式警備ロボット「Intellos Automated Unmanned Ground Vehicle」(以下、Intellos)を共同開発し、Sharp Electronics社が北米市場で販売する。

 Intellosは幅0.9m×奥行き1.4m×高さ1.3mで、4輪を備えた自走式のロボット(図1)。企業の敷地内や建物内を最高速度5km/hで自走し、ドーム型カメラやサーモグラフィー、ガスセンサーなどを使って、敷地内の異変を警戒する。ドーム型カメラを搭載したアームは上下動が可能で、カメラを約1.8mの高さまで上げられる。

 Intellosのハードウエアやソフトウエアを主に開発したのは、シャープではなくASI社だ。2000年に創業したASI社は、自動走行車の制御ソフトなど「自動走行プラットフォーム」を開発する専業ベンダー。同社の自動走行プラットフォームはこれまで金属鉱山などで稼働する大型トラックに採用されてきた実績がある。鉱業分野で実績があるプラットフォームを警備ロボットに転用して開発したのがIntellosだ。

 ドーム型カメラにはスウェーデンAxis Communications社の「PTZ Dome Network Camera」を採用。水平画角360度の動画や静止画、音声を記録できる。サーモグラフィーには米FLIR Systems社の製品を採用した。本体には障害物検出用に3次元 LIDARと2次元LIDAR、4個の超音波センサー、感圧式のバンパーなどを搭載。障害物を避けながら自走できる。内蔵のLiイオン2次電池により、1回の充電で4~12時間稼働可能。

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