米国向け新型「Civic」セダン、ターボエンジン搭載

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 ホンダは2015年11月中旬から、米国で10代目となる新型「Civic」のセダンを発売する。現行モデル比で幅が2インチ(50.8mm)広く、高さは1インチ(25.4mm)低い。ホイールベースは1.2インチ(30.5mm)長くなった。スポーティーなフロントオーバーハングやリアのファストバックスタイルで、スポーティーさと機敏性を強調した。

 新型Civicは2種類の新しいエンジンを搭載する。LXとEXグレードは、排気量2.0Lの4気筒DOHC「i-VTEC」エンジンをベースとし、6速手動変速機か無段変速機(CVT)を組み合わせる。

 EX-TとEX-L、Touringグレードは、排気量1.5Lの4気筒DOHC直噴ターボエンジンにCVTを組み合わせる。米国のHonda車でターボエンジンを搭載するのは今回が初めて。両エンジンは、EPA燃費で40mpgを目指している。

Audi初のPHEV「A3 Sportback e-tron」、航続距離は52.8km

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 ドイツAudi社は、Audiブランド初のPHEV「A3 Sportback e-tron」の右ハンドル車を2015年内に日本で発売する。プラットフォームをVolkswagen社のPHEV「ゴルフ GTE」と共通化したもので、満充電でのEV走行による航続距離は52.8km(国土交通省審査値)。JC08モード燃費は23.3km/L、0-100km/hの加速時間は7.6秒。EV走行時の最高速度は130km/h。FF(前部エンジン、前輪駆動)車だ。

 価格は、564万円から(税込み)。最大で61万円の補助を受けられるという。車両寸法は全長4330×全幅1785×全高1465mm、ホイールベースは2635mm。車両質量は1570kg。

 搭載するリチウムイオン電池の容量は8.7kWh。充電は200Vまたは100Vの標準充電にのみ対応する。いずれも日本仕様に合わせている。

BMW社「ミニクラブマン」登場、車格の上級移行を目指す

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 ビー・エム・ダブリューは、新型「ミニクラブマン」を発表した。新型は現行型ミニの標準型プラットフォームの5ドア仕様をベースとして、ボディーサイズを大型化した。ボディーサイズは4270×1800×1470mm。ホイールベースは2670mm。車両質量はクーパーが1430kg、クーパーSが1470kg。荷室容量は360L。リアに観音開きのドアを採用し、横長のリアコンビネーションランプを搭載している。

 パワートレーンはクーパーが1.5L直列3気筒直噴ターボ(最高出力:100kW、最大トルク:220N・m、JC08モード燃費:17.1km/L)+6速AT(自動変速機)、クーパーSは2L直列4気筒直噴ターボ(同じく141kW、280N・m、16.6km/L)+8速AT。価格はクーパーが344万円(税込み)、クーパーSが384万円(同)。