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日経Automotive 2017年9月号

Automotive Report

トヨタの安全技術戦略、「レクサスLS」の機能を普及車にも

  • 久米秀尚、桃田健史=ジャーナリスト
  • 2017/08/10 00:00
  • 1/4ページ

出典:日経Automotive、2017年9月号、pp.18-20(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

 トヨタ自動車が交通死亡事故の低減に向けて次の一手を打った。先陣を切るのが、2017年秋に発売する旗艦セダン「レクサスLS」だ。予防安全システムを刷新し、世界初を含む新機能を数多く盛り込んだ。新型LSに搭載する機能の一部は、トヨタブランドを含めて2018年から全車種に展開していく方針である。

 「世界トップの先進安全技術を開発するとともに、小型化やコスト低減を進めて普及技術として広く展開していく」。両輪での取り組みを強調するのは、トヨタ専務役員で安全技術トップであるChief Safety Technology Officerを務める伊勢清貴氏だ。“交通事故死傷者ゼロ”の実現に向けたトヨタの戦略を訴える(別掲記事参照)。

 安全技術におけるフラッグシップとするため、トヨタは新型LSの開発で「世界で最も安全なクルマを目指した」(伊勢氏)という。その言葉通り、同社はレクサスの予防安全システムを刷新し、新設計した「Lexus Safety System+A」をLSに搭載する。

 「レクサスIS」や「同RX」などで採用している従来の予防安全システム「Lexus Safety System+」からの進化は多岐にわたる(図1)。歩行者との衝突を自動操舵で回避する機能は「世界で初めて実現した」(トヨタ)ものだ。車線維持や車線変更を支援する「Lexus CoDrive」は、“運転の上手な人”のような自然な制御を目指した。駐車場での歩行者や車両との衝突を抑制する機能も強化した。

図1 自動運転につながる技術を多く搭載
(a)自動操舵で歩行者との衝突を回避する機能。車線内に回避スペースを見つけて自動操舵・停止する。(b)操舵や加減速をすることで車線変更を支援する機能「レーンチェンジアシスト(LCA)」は、運転者がウインカーを作動させると稼働する。写真はいずれも、デンソー網走テストセンターでの試乗の様子。
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