読者から

実態が知りたい

 IoTまたはインダストリー4.0など、製造業を取り巻く手段が大きく取り上げられているが、日本の多くの製造業がその流れに乗る取り組みをしているのか実態が知りたい。弊社は外資系の合併会社なので徐々に進めているが、日系メーカーのほとんどは対応できていないように思う。(その他製造業、ITシステムの企画・構築)

コストと調達意識を持たせたい

 QCD(品質、コスト、納期)のCDに関する記事がない。技術者にコストと調達意識を持たせるような記事も書いてほしい。最新技術の情報だけでは、導入するのには不足だ。目安となる価格・納期も必要だと思う。(一般機器メーカー、その他)

どうしたら良いのか

 近年、公差などのISO化が進んでいる。以前は寸法公差を指定すれば、期待通りに形状も収まっていた。そして、これが日本製品の品質の高さの根底にあるものの1つだったと思う。世界標準に合わせてコストダウンを図ることは重要だが、「右へならえ」の国民気質でそれを行うと「理念」から離れた「ゆとり教育」のようになる気がしてならない。日本でものづくりをする必要性がなくならないようにするには、どうしたら良いのだろうか。 (その他)

無線通信技術の記事を希望

 IoT時代における無線通信技術の活用、有望な技術(BLE、LoRaなど)について取り上げてほしい。(情報処理・ソフトウェア・SI・VAR、経営)

「東電ケーブル事故」を読んで

 5月号の「事故は語る」(大停電引き起こした東電ケーブル火災)を読んで感じたことは、物は全て経年劣化を起こすのだが、その劣化の限界年数や程度などを規定したものがないことが一番の原因ではないかということだ。「設備が古かった」「予測していなかった」では済まされない。東京電力の経営体質に起因した事故なのではと痛切に感じた。製造物責任が電力会社にはないこと自体、随分遅れていないか。 (その他、経営)

若手技術者に最適な内容

 2007年ごろから本誌を継続購読している。若手技術社員にはちょうど良い内容であり、タイミング良く、タイムリーにテーマを選定しているのでありがたい。技術室内の雑誌柵に置き、閲覧可能としている。(一般機器メーカー、その他)

深い洞察を加えてほしい

 「事故は語る」はぜひ継続し、もう一歩深い洞察を加えてほしい。特に事故の背景と対策に言及してもらいたい。特集が事例紹介に終始している。内在する技術に関して言及してほしい。(総合電機・家電メーカー、品質保証・品質管理)