読者から

人に迫る記事を掲載してほしい

 企業が何をしたといった記事も面白いが、個人がこういうふうに頑張って何をしたといった人物が分かる記事はもっと面白い。4月号の特集1「私のものづくり魂」のように、人に迫る記事を定期的に掲載してほしい。(その他製造業、設計)

中国製造業などの実力レポート

 中国、ベトナム、インドなどの製造業の実力レポートを読みたい。また、製造技術をブラックボックス扱いにしている企業が多いと思うが、その中でもオープン戦略をうまく取り入れた事例があれば知りたい。(総合電機・家電メーカー、生産技術・生産管理)

3Dプリンターやドローンに興味

 エンジニアリング部門関係者で毎号回し読みしている。CAD、PDM、3Dプリンター、ドローンの新情報に興味がある。特集を時々組んでもらえると勉強になり、業務に役立つ。(情報処理・ソフトウェア・SI・VAR、ITシステムの企画・構築)

高額で手が出ない場合が多い

 技術的な知識を得るには良い内容だと思う。ただ、実際に3Dプリンターや鋳造など参考にした新技術などで見積もりを取ると、高額で手が出ない場合が多い。(その他製造業、設計)

触れて見て聴いて感じてほしい

 最近のエンジニアは、実物を見ていない、聴いていない、感じていない、データしか見ていない。お客様が欲しいのはデータではなく、商品・物であることを分かっていない。情報会社でも情報を走らせるマシンが自前で確保できているか否かで、商品力は変わってくる。設計者がデータしか見ないから、設計部門と加工部門が両極化してしまい、コミュニケーションがうまくいかない。3Dデータ、CADに甘えて作図が下手。若いエンジニアはもっと手を汚して、機械に触れて、見て、聴いて、感じてほしい。(自動車等輸送用機器メーカー、調達・購買)

具体的な課題解決策を

 自動車の話題に偏っている。内容が表面的に見える記事が目につく。記事で得た知識を自分の業務に生かしたい気持ちはあるが、それに至らないと感じることがある。材料設計やその過程での具体的な課題解決策に関する内容を厚くしてほしい。(その他製造業、研究・開発)

簡潔にまとめてあり助かる

 インターネットでいろいろな情報を得られる時代だが、会社で一日中PCの画面を見続けているので、プライベートで技術情報をインターネットで見る気はしない。本誌は最新の(今日的な)技術情報が読みやすく簡潔にまとめられているので、非常に助かっている。目にも優しい!(機械部品・電子部品メーカー、設計)

日本はものづくりで生きていける

 設計の参考になる具体例が載っており、トレーニングを兼ねているような記事が以前あったように記憶しているが、若い人たちのためになると思う。内容はとても良く、日本の製造業に貢献していると思う。

 日本は優れたものづくりによって生きることが出来る国だと思う。不安要素は増えるばかりだが、それらを改善できる文化を日本は持っているであろう。特に江戸時代は、ロボット技術や発酵技術など参考になることがとても多い。

 私は開発時には特許を取得できる内容を1つは入れることを目標として取り組んできた。とても良い雑誌なので、こんなことも意識した記事を作っていただければうれしい。(機械部品・電子部品メーカー、研究・開発)

製品開発の取り組み方を知りたい

 一般産業用機器部品メーカーにおける新製品開発の取り組み方に参考となる記事を読みたい。自動車部品のように2~3年かけて開発が進むことよりも、比較的短期間で仕事を獲得していくことの繰り返しが多いため、良い方法があれば知りたい。(自動車等輸送用機器メーカー、設計)