シリコンバレーで、今何が熱いのか?
 今、シリコンバレーではどのような技術トピックやベンチャー企業が注目を集めているのか─。このような疑問を出発点にした今回の特集(記事)。ビジョナリーや半導体メーカーの著名な開発者にインタビューを繰り返して見えてきたのは、ズバリ「クルマ」と「ロボット」、そして「バイオ」でした。想像していた以上に同地では今、この3つのトピックに関するイノベーションが起ころうとしています。今後、日経エレクトロニクスの中でも、トレンドや技術解説として報じていかねばと強く感じました。(蓬田)

エッジでネットに“分身”をつくる
 今回の特集で書いた「エッジコンピューティング」(記事)がもたらすのは、“ネット上の自分の分身”ではないかと思っています。クラウド環境では、回線がボトルネックになり収集できるデータ量に限りがありますが、エッジならその心配はありません。朝起きてから夜寝るまで、私から大量のデータを収集し、細かく分析できるはずです。その結果、私の嗜好や行動パターンを知った分身が生まれます。締め切りに追われる今、その分身が原稿を書いてくれないか夢想しています。(中道)

3D Touchはイクメン応援機能!?
 「iPhone 6s/6s Plus」はいつも通りの「マイナーチェンジ」で少しがっかりしました(記事)。買い替えの検討のためにiPhone 6sを触ってみると、新機能の「3D Touch」が意外と便利かも、と思い始めました。“触れる”と“押し込む”といった動きの差を検知できるので、ショートカット機能を呼び出せます。片手だけで操作できる場面が増えました。最近子供を抱えながらスマホを操作する機会が増えた私にとって便利そうです。「iPhone 7」まで待つかどうか悩んでいます。(根津)