メモリー技術のすみ分けが分かった
 Breakthrough「メモリー戦国時代 勝つのは誰か」(記事)は大変興味深く読んだ。ReRAM、MRAMなどの新しい技術についてそれぞれの特徴や用途によるすみ分けなどをまとめて眺めることができ参考になった。(柴田克久、東京都、45歳)

技術者の熱意を感じた
 「メモリー戦国時代 勝つのは誰か」はメモリーの置かれている状況が参考になった。どの技術が生き残るか見えない構図で、技術者の頑張りがよく分かった。(匿名希望、北海道、50歳)

技術開発に参加したい
 Breakthrough「磁界結合が導く半導体地殻変動」(記事)を読んでワクワクした。この技術が実用化されてデバイス製造に活用されると、利用者自身が必要な機能を選んで作るデバイスや製品が出てくると思う。私が現役のうちに普及するか分からないが、できるならその仕事の一端を担いたいと思った。(石津秀雄、東京都、57歳)

30年前の技術に回帰?
 Perspective「LEGO型コンピューター実現へ」(記事)という記事が興味深かった。図1のケーブル接続の変遷図にあるCray-3の1世代前に当たる1980年代のIBMメインフレームのユニット間を接続していた太いケーブルを思い出した。当時は信頼性を確保するため、回路内の5Vの信号を基板外に伝送する場合、信号線を多重化して高周波変調し、さらに50V程度に昇圧していた。そのため、Cray-3のようなスパゲッティ状態にならず、見かけは電源ケーブルと同様で、非常に配線が綺麗で保守もしやすそうだった。今回の近接場結合方式は、かつてのIBMメインフレーム方式に回帰したような印象をもった。伝送速度が向上しているため、もはや有線接続では困難だが、あえてクロストークを起こさせ、信号を多重化伝送するアイデアは共通している気がした。(茂出木敏雄、東京都、55歳)

量子ドットの動向が役立った
 Emerging Tech「脱・パネルと色域拡大競争、ディスプレーに新たな進化軸」(記事)を読んだ。SIDの注目テーマである量子ドットの動向がわかりやすく解説されていてよかった。(匿名希望、京都府、56歳)

変われない日本企業に危機感
 ハイアールアジア 代表取締役社長 兼CEO 伊藤嘉明氏のInnovator「最初はみんなドン引き、『とにかく絶対にやれ』」(記事)が良かった。成果が同じであれば、日本の組織の古い形態を壊してでもチャレンジするべきだというメッセージに共感した。日本企業も早くこのような形に変化していかないと、ただでさえグローバル化で遅れているのに追いつくことさえ難しいと感じた。(匿名希望、福岡県、37歳)

基礎講座で疑問点が解消
 Fundamentals「無線モジュールの要、アンテナ設計の基礎 第4回 プリント基板上に形成できるパッチアンテナの設計のコツ」(記事)は数式を並べるだけでなく実用的で、毎号興味深く読んでいます。疑問に思っていたことが、何点か解消されました。(中川三紀夫、三重県、55歳)

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