ARが実用段階に
  Breakthrough「どこでもAR」が印象深い。ARはこれまでエンターテインメント的な要素が強かったが、いよいよ実用化の段階になってきた。使ってもよいという安心感を与えられるように、信頼性を高めてほしい。記事全般は、分かりやすいものの、全体を俯瞰したというより記者の関心部分が中心になっている。バランスのとれた構成を期待する。 (神谷有弘、愛知県、58歳)

課題を集めて分析してほしい
  「どこでもAR」が参考になった。ARのように過去に何度も「今度こそ流行する」と話題に上がった技術に関しては、過去の経緯を追いかけて、それが行き詰った課題(技術・市場・開発環境)を集めて分析すると、よい対比になって興味深いと思う。(匿名希望、神奈川県、40歳)

自動車分野でニーズはあるのか
  「どこでもAR」の第3部:自動車用途は、ARの記事として興味がある。一方で、将来の自動運転を考えると、今後どこまで人の視覚に訴える必要があるか、その分析があるとよかった。 (匿名希望、東京都、58歳)

大企業がCFを利用するのは「ずるい」
  Breakthrough「日本メーカーこそクラウドファンディング」が気になった。クラウドファンディング(CF)は、どちらかというと、光るアイデアはあるが資金がないというベンチャーや個人開発者のためのものと考えている。 資金・製造・販路などで十分に恵まれているはずの、日本の大手メーカーがCFを利用するのは、どこか「ずるい」と感じる。リスクを取ってでも世に出すのがメーカーの本来あるべき姿ではないか。国内メーカーがチャレンジできなくなった構造的問題に切り込んだ記事を読みたい。 (坂本正義、神奈川県、52歳)

日本でベンチャーが次々と出てほしい
  スタートアップの資金集めは日本では土壌が育っていないと思っていたので、「日本メーカーこそクラウドファンディング」は興味深かった。今回の記事を読んで若い技術者がどんどんチャレンジし、才能を開花していけば、日本でもベンチャー企業が次々と誕生するのではないか。 (匿名希望、大阪府、46歳)

技術公開による市場占有は大きな決断
  Emerging Tech「NVIDIA、AI制覇へ王手 超高速の専用回路を公開へ」の記事に関心を持っています。自社技術の公開による、NVIDIA社の市場占有戦略は、なかなかの決断だと思う。 (匿名希望、石川県、47歳)

磁気記録の進化に興味
  Emerging Tech「HDDは死なず、20T超えで記憶階層下支え」を面白く読んだ。これからの時代、これまでの技術をいかに進歩させ、新技術につなげていくかが重要だ。磁気記録が今後どのように進化するのかに興味がある。 (後藤卓、神奈川県、68歳)

基礎技術の変革を知りたい
  先般からのAIに関する継続的な記事は読みごたえがあった。今後は、さまざまな分野に大きな影響を与える可能性のある基礎技術の変革を随時取り上げてほしい。短くていいので、話題の技術(自動運転など)についての変化点や差分が際立つ「定点観測」のような記事が欲しい。 (鷲野正嗣、大阪府、69歳)

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