専門家が考えた5年後を読みたい
 Special Feature「読者が考えた5年後の特集」は面白かった。後追いでも良いので、専門家が考えた5年後が見られたらと思いました。(匿名希望、三重県、50歳)

空間ディスプレーのコンテンツに期待
 Breakthrough「空間に飛び出すディスプレー」が印象に残った。ディスプレー技術の進歩に驚く一方で、3Dテレビが失敗した原因がデバイス性能の未熟さであると考察している点に違和感を覚えた。私が3Dテレビに魅力を感じなかった理由は3Dで見る価値のあるコンテンツが見いだせなかったため。空間ディスプレーが商品化される際には魅力あるコンテンツが多数供給されていることを期待します。(早川弘毅、大阪府、30歳)

究極のディスプレーの基盤技術に関心
 「空間に飛び出すディスプレー」が興味深かった。現在のLCDのように2Dのものではなく、今後は3Dでどこでも見られるディスプレーが開発されると信じている。スターウォーズのR2D2がレイア姫を映し出したような究極のディスプレーがいつかは出てくるだろう。そのベースとなる技術を知りたいと思っている。(匿名希望、大阪府、57歳)

MEMS発振器の進展に驚く
 Breakthrough「MEMS発振器が水晶を侵食」を読み、MEMS発振器の出現当時、水晶発振器に対抗するには至らないのではと考えたが、いまや肩を並べるまでになったというのは衝撃的な驚きである。かつてこの領域で仕事をしたことのある身にとっては感慨深い記事であった。AI関連の記事も時宜にかなった話題であり、興味深く読んだ。年のせいか難しい内容が多くなったと感じる。やさしい解説もあったらと思う。(匿名希望、神奈川県、84歳)

MEMS発振器の今後が楽しみ
 2015年度後半に、ちょうど耐衝撃性が求められる小型の無線モジュール用にSiTime社の発振器を試したため、「MEMS発振器が水晶を侵食」を非常に興味深く読んだ。水晶発振器に比べコスト面では厳しいと考えるが、発振周波数がプログラマブルであること、耐衝撃性に優れていることなどから、無線ICとの一体化ができれば、信頼性や厳しい環境で用いる無線モジュールとしてかなり面白いと考えていた。今後、どのようになっていくか興味深い。(北沢祥一、兵庫県、49歳)

AI関連の記事に惹かれた
 Hot News「ソニーが自律成長するAI、米ベンチャーと共同開発へ」や、Emerging Tech「白熱する日本のAI研究、狙いは深層学習の凌駕」などのAI関連の記事に惹かれた。30年以上前のAIブームの時に貴誌がAIを取り上げていたことが、私の購読開始のきっかけだった。当時大学生だった私はICOT(新世代コンピュータ技術開発機構)の活躍にワクワクしていた。その後、なかなか実用面での進展がないまま時間が過ぎていき、自分自身もAIへの関心が薄れてきていた。しかしここにきて、利用する分野は限定されるとは思うが、いよいよAIが実用化されるのではないかという状況に触れ、30年前と同じワクワクを感じている。(匿名希望、山口県、54歳)

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