東芝は、2017年4月、主力のNANDフラッシュメモリー事業を「東芝メモリ」として分社化、社会インフラなど4事業で安定成長を目指す新生・東芝としてスタートした(図1)。同メモリー事業を含めて5兆5200億円あった売上高は、2017年度に3兆8500億円に縮小するが、2019年度に4兆2000億円へと成長させる計画だ。営業利益の目標は2017年度に700億円、2019年度に2100億円。2019年度には、売上高のうち1兆9650億円、営業利益のうち880億円を社会インフラ事業で稼ぐ。
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