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HOME有料会員向けトップ > 乗り合いバスの運転者が走行中に意識不明に、安全停止するための自動運転技術に期待

日経ものづくり 2017年7月号

事故は語る

乗り合いバスの運転者が走行中に意識不明に、安全停止するための自動運転技術に期待

  • 中山 力
  • 2017/06/30 00:00
  • 1/5ページ

出典:日経ものづくり、2017年7月号、pp.72-75(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

2016年1月7日、東京都小金井市で片側1車線の道路を回送運行中の乗り合いバスが、沿道のアパートに衝突するという事故が発生した。この事故による死傷者はいなかったが、走行中に意識を失った運転者は病院に搬送されている。運転者の健康管理とともに、急病などで運転不能になった場合に安全にクルマを止める技術が求められる。

 今回の事故を受け、事業用自動車事故調査委員会が事故原因の究明に当たり、2017年5月に調査報告書を公開した1)。調査報告書では、事故の原因を「運転者が突然意識を失ってけいれん発作を起こし、無意識のうちにアクセルペダルを踏み込んだ」と推定した。

 再発防止策としては、基本的に「運転者が身体の異常を感じた場合は速やかに車両を停止させ、運行管理者に報告・指示を仰ぐ」よう事業者が指導することが重要だとしている。一方、運転者の体調急変時に車両を安全に停止させるシステムの開発・普及への取り組みの必要性についても、調査報告書では言及した。

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