本記事は、2017年5月30日に名古屋で開催された「Japan VR Summit in NAGOYA」での講演内容の一部を基にしています。

設計データの3D化はもはや当たり前だが、できた3Dデータを活用できる部門となると限られる。その活用の幅を広げるツールとして期待されているのが、仮想現実感(VR)・複合現実感(MR)技術。3D-CADを使い慣れた設計者でなくても、あたかも現物のように3Dデータを扱えるからだ。VR/MR技術が生産現場と設計の距離を縮め、開発のフロントローディングを加速する。