写真提供: Rinspeed社
写真提供: Rinspeed社

高速道路の同一車線内走行、自動パーキング、渋滞時の前車追従走行など、さまざまな機能を備えた自動運転車が2016年までに市場に登場する。ボストン コンサルティング グループは、10年後の2025年の自動運転車普及率を約13%、自動車の基本価格を除いた市場規模を約420億ドル(約5兆円)と予測している。さらに2035年には完全自動運転車が増加して、普及率は25%に、市場規模は約770億ドル(約9.2兆円)に達すると見ている。

 この記事は、ボストン コンサルティング グループが2015年4月に発表したレポート「The Road to Autonomous Vehicle; Revolutionin the Driverʼs Seat」を要約したものです。また、別掲記事「自動運転車普及と社会・法規制面の課題」は、同社と世界経済フォーラム(WEF)が2015年9月に共同で発表したレポート「Revolution Versus Regulation」の内容を要約したものです。