【日本市場】新型「シエンタ」や一部改良した「フィット」が上位に、新型軽自動車「キャスト」が好調、トップ10入り

ホンダ「フィット」
ホンダ「フィット」
[画像のクリックで拡大表示]

 日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が発表した2015年10月の新車販売台数ランキング。乗用車と軽自動車を合わせたランキングで、トヨタ自動車「アクア」が7カ月連続で首位、ホンダ「N-BOX」が2位で前月と同じ。7月に全面改良したトヨタ「シエンタ」が3位まで上がった。

 ホンダ「フィット」が前月より8ランクアップして4位になった。フィットは2015年9月に一部改良し、フロントデザインを変更して快適装備を充実させた。

 9月9日に発売したダイハツ「キャスト」は前月より10ランク上がってトップ10入りした。SUVタイプの「同アクティバ」と、上級感を出した「同スタイル」というタイプの異なるモデルを用意し、個性を重視する顧客に応えたことが販売増に寄与した。

 軽自動車の販売台数は10カ月連続で前年同月比マイナス。普通・小型乗用車は前年同月と75台差の微減だった。

2015年10月の日本車名別ランキング
(日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会調べ)
2015年10月の日本車名別ランキング
[画像のクリックで拡大表示]