ダイハツ工業は2017年5月、軽自動車「ミライース」を全面改良して発売した(図1)。2代目となる同車は、高張力鋼板や樹脂の使用量を増やして車両質量を先代より80kg軽くしたが、発進・加速時の走行性能を高めたため、燃費性能は変わらない。新たな車両設計・開発手法「DNGA(ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)」の適用は見送り、既存のプラットフォームをベースに軽量化した。
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