自動車工場や化学プラントなどから排出されるCO2からエネルギー源となる炭化水素を生成する。そんな「人工光合成」システムが、クルマ向けでも2030年ごろに実用化される見込みだ。人工光合成はその名の通り、水(H2O)とCO2、そして太陽光から有機物を生成する植物の光合成を模倣したものである。太陽光のエネルギーを使って水を分解し、プロトン(H+)と電子(e-)を発生させる酸化反応を起こす。そのプロトンと電子でCO2を還元して炭化水素を作る。例えば、エタノールを生成すれば自動車の燃料としても利用できる。
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