製品やサービスがヒットを飛ばすには、優れたユーザー体験「UX(User Experience)」の提供が欠かせない。例えば米Apple社の「iPhone」は、斬新なUXを実現することでスマートフォンという新市場を立ち上げた。本連載では、UXを適切にデザインする手法の基礎を、技術者にも分かりやすく解説する。
千葉工業大学 工学部 デザイン科学科 教授
製品やサービスがヒットを飛ばすには、優れたユーザー体験「UX(User Experience)」の提供が欠かせない。例えば米Apple社の「iPhone」は、斬新なUXを実現することでスマートフォンという新市場を立ち上げた。本連載では、UXを適切にデザインする手法の基礎を、技術者にも分かりやすく解説する。
最終回の今回は、体験価値を求める手法の手順や注意点を解説する。フォトエッセイから価値を導出するときには、抽象的になり過ぎない、テーマから逸れない、といった点に注意する必要がある。基本的に主観的な分析手法であるため、実地での経験を積みながらコツを身に着けていく必要がありそうだ。最後に、UXデザインを全…日経テクノロジーオンライン
今回説明するのは、UXのデザインに着手する前の段階に当たる、ユーザーの調査と、それに基づいたユーザーのモデル化手法である。ユーザーのモデル化は、属性層、行為層、価値層という3つの階層で実施することが必要と説く。中でも特に重要なのが価値層でのモデル化という。ユーザーの価値の調査手法の一例として「フォト…日経テクノロジーオンライン
今回は、ユーザー体験(UX:User Experience)をデザインする各種手法を概説する。まずデザインの基本方針(ポリシー)として、体験コンセプトの確立、理想的な体験の設計、価値に基づいた機能の作り込みの三点を挙げる。このポリシーに基づき、UXコンセプトツリーやSEPIA法といったツールを使っ…日経エレクトロニクス
UXデザインの基礎をわかりやすく解説する連載の第4回。今回は、ユーザーの意欲が製品やサービスの利用体験を大きく左右することを指摘する。著者らの研究によれば、意欲を構成する要因は製品関与と自己効力感の2つであり、この2軸に基づいてユーザーを分類する「SEPIA法」を開発した。SEPIA法は、長期の利用…日経エレクトロニクス
ユーザー体験(UX:user experience)のデザイン手法をわかりやすく解説する連載の第3回。今回は、どのような手順でUXをつくり上げるのかを、人気のサービスを設計した事例を基に説明する。UXデザインは、まずユーザーにどのような価値を与えるのかを考えるところから出発する。具体的なユーザー像や…日経エレクトロニクス
ユーザー体験(UX:user experience)をデザインする手法を技術者にもわかりやすく解説する連載の第2回。今回は、UXを時間軸に沿って考えることが重要であることを説く。製の利用前、利用中、利用後、利用時間全体という4つの段階のそれぞれで、ユーザーは異なる観点から体験を評価する。この特性を理…日経エレクトロニクス
製品やサービスがヒットを飛ばすには、優れたユーザー体験「UX(User Experience)」の提供が欠かせない。例えば米Apple社の「iPhone」は、斬新なUXを実現することでスマートフォンという新市場を立ち上げた。本連載では、UXを適切にデザインする手法の基礎を、技術者にも分かりやすく解説…日経エレクトロニクス