3Dプリンターで製品を試作するなどして少人数で起業する「メイカーズ」。3年ほど前に脚光を浴びるようになったが、当初は資金調達や量産で課題が目立った。だが、不特定多数から支援を募る「クラウドファンディング」が次第に普及。ものづくりベンチャーの設計や量産を支援する中小企業や大企業も増えてきた。凋落する大手電機メーカーを飛び出して、起業する人材も多くなっている。ヒト・モノ・カネの条件が整ってくることで、日本のメイカーズは第2幕を迎えようとしている。勢いを増す、ものづくりベンチャーの最前線を追った。

Image Source/ゲッティ イメージズ
Image Source/ゲッティ イメージズ