多品種少量生産における自動化の次の一手として、安全柵なしで使える「協働ロボット」への期待が高まっている。省スペースで設置できる協働ロボットなら、ラインレイアウトを大きく変えることなく、人の近くで部品を組み立てたり重いワークをハンドリングしたりといった作業をさせられるからだ。国際規格や法規の改正で次々と新しい協働ロボットが登場し、生産現場での活用も始まった。人とロボットが同じ空間で二人三脚で働く─。そんな新しい工場の姿が見えてきた。

AndreaAstes/Larry Washburn/la_puma/MakaronProduktion/iLexx/ゲッティ イメージズ
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