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日経ものづくり 2017年7月号

GEウォッチャー

ものづくりの変革者、GEトップが交代

IoT化、3Dプリンター活用の路線は踏襲か

  • 山崎良兵=日経ビジネス
  • 2017/06/30 00:00
  • 1/3ページ

出典:日経ものづくり、2017年7月号、pp.28-29(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

 世界的な産業界のカリスマが経営の舞台を去る。

図1 GE社CEOのJeff Immelt氏
16年間にわたりGE社のトップを続けてきたが2017年7月いっぱいでCEOを退任する。2017年12月31日まで会長職は続ける予定。

  2017年6月12日、米General Electric社(以下、GE社)は最高経営責任者(CEO)を交代させると発表した。16年間トップを続けてきたJeff Immelt氏がCEOを退任(図1)。同年8月1日付で、社内カンパニーのGE Healthcare社で社長兼CEOを務めるJohn Flannery氏がGE社のCEOに昇格する(図2)。

図2 新CEOとなるJohn Flannery氏
2017年8月からGE社の新CEOに就任する。社内カンパニーのGE Healthcare社で社長兼CEOを務めるが、金融部門の経験が長く、手腕は未知数だ。

  Immelt氏は2001年9月にGE社のCEOに就任して以来、長年にわたり、同社の変革をリードしてきた。とりわけ注力してきたのが多様な事業を抱える複合企業体だったGE社を、B2Bのものづくり企業にシフトさせることだった。

  2001年時点ではGE社は、航空機エンジンや医療機器などの産業機器に加えて、金融部門のGE Capitalから、放送メディア部門のNBC、家電部門まで事業分野が多岐に広がっていた。前任のJack Welch氏は、当該産業で1位か2位になれる事業にだけ集中する方針を徹底。選択と集中を進めたが、事業領域そのものは広範にわたり、互いに相乗効果が生み出せないケースも目立っていた。

  これに対して、Immelt氏は世界一の産業機器メーカーになることを目指し、保険や消費者金融などの金融部門を縮小し、メディア事業の持ち株や家電事業も売却。売却益を活用し、航空機エンジンや発電用タービン、医療機器などの分野を買収も含めて強化してきた。

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