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HOME有料会員向けトップ > 20年にライトビークル3000万台超、迫られる低燃費車・EVへの対応

日経Automotive 2017年5月号

自動車メーカー戦略分析・市場編

20年にライトビークル3000万台超、迫られる低燃費車・EVへの対応

第1回: 中国市場

  • 川野 義昭=IHS Markit Automotive
  • 2017/04/10 00:00
  • 1/4ページ

出典:日経Automotive、2017年5月号、pp.72-75(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

今回から市場編と銘打って、世界の自動車の主要地域における動向を分析する。市場編の1回目となる今回は、米国を抜いて世界最大の自動車市場となった中国について解説する。

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 新興国市場の代表格である中国。住宅・不動産や株式の市況、企業・政府の財政問題、製造部門の過剰生産能力などでリスクは残る。だが、他の新興国と比べて金利や物価水準は比較的安定している。

 自動車市場については、2017年も成長が継続すると予測する(図1)。経済鈍化が懸念されるが、排気量1.6L以下の小型車に対する自動車購入税の減税措置が、2016年末までとの当初計画から1年延長となった。対象車両の購入税は2016年の5%から2017年の7.5%へと引き上げられ減税幅は半減したが、同措置延長に伴うディーラーやメーカーの積極的な販売活動が、そのマイナス影響を補うとみられる。

図1 世界のライトビークルの販売台数
IHS Markit Automotive調べ。2015年までは実績、2016年以降は予測。ライトビークルとは、乗用車と車両総重量6t未満の商用車を指す。
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 翻って、2018年は反動減が見込まれる。しかし、基本的には中長期における中西部を中心とした内陸部からの経済成長を背景に需要の拡大が期待できる。加えて、中央政府による景気浮揚策や第3次産業の発展などが、新たな経済成長のけん引役になるとみる。2020年にはライトビークル(乗用車と車両総重量6t未満の商用車を含む)の新車販売ベースで、3000万台超に達する見込みとなっている。

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