• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

HOME有料会員向けトップ > 1.5GPa級ホットプレスの採用進む

日経Automotive 2017年5月号

2017年の技術キーワードPart2 機能や役割の領域を超えろ

1.5GPa級ホットプレスの採用進む

超高張力鋼板

  • 高田 隆
  • 2017/04/10 00:00
  • 1/4ページ

出典:日経Automotive、2017年5月号、pp.44-45(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

 2017年は自動車のボディー骨格への超高張力鋼板の採用が進む。その狙いはボディー質量の増加を抑えながら、衝突安全性を高めることである。衝突時に乗員を守るため、車両中央部の骨格には超高張力鋼板を使う。一方、衝突時の衝撃エネルギーを吸収するため、車両の前部や後部の骨格には、超高張力鋼板より強度が低い鋼板を使う。これが自動車メーカーの基本的な考え方である(図1)。

図1 超高張力鋼板(980MPa級以上の鋼板)を適用した最近の主な車両
ボディー質量の増加を抑えながら衝突安全性を高めるため、特に強度が必要な部位に超高張力鋼板を使う。
[画像のクリックで拡大表示]

 超高張力鋼板とは、引っ張り強さが980MPa級以上の鋼板を指す。同鋼板は製造方法によって「冷間プレス材」と「熱間プレス(ホットプレス)材」に分けられる。冷間プレス材は、素材を造る際の熱処理で強度を高める。部品メーカーは現行の製造設備を使って骨格部品を造れるが、強度が高くなると成形性が悪くなる。冷間プレス材では現在、1.5GPa級までが実用化されている。

おすすめ