• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

HOME有料会員向けトップ > 主役の座は渡さない、金属の実力の把握が最適選択を生む

日経ものづくり 2017年3月号

金属の逆襲Part1 総論

主役の座は渡さない、金属の実力の把握が最適選択を生む

  • 中山 力、吉田 勝
  • 2017/02/28 00:01
  • 1/6ページ

出典:、2017年3月号、pp.36-40(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

 自動車や航空機などの輸送用機器における燃費性能や運動性能の向上をはじめ、さまざま製品で軽量化ニーズが高まっている。その影響を受け、従来は金属材料を使っていた部品を、炭素繊維強化樹脂(CFRP)のような比強度の高い樹脂材料へ切り替える例が増えている。

 だが、材料に求められる機能・性能は比強度だけではない(図1)。コストや耐熱性、成形・加工性、リサイクル性といった項目も重要な要素だ。これらにおいて、現状でも金属が樹脂よりも優れている部分はあり、金属の素材や製造面でのさらなる技術革新も進んでいる。

図1 樹脂と金属の攻防
近年、比強度の高さを生かして軽量化材料として炭素繊維強化樹脂(CFRP)などの採用が増えている。しかし、金属の高機能化/高性能化も進んでおり、採用の判断基準が変わりつつある。
[画像のクリックで拡大表示]

 もちろん、樹脂などの非金属材料も同様に進歩しているが、「軽くするためには樹脂」といった安直な判断は厳禁だ。適材適所の材料を選択するためには、金属に対する認識をいま一度見直す必要がある。ものづくりを取り巻く環境が激変する現在、他の材料から金属へと切り替えるケースも出てくるはずだ。

おすすめ