製造業の現場でAI(人工知能)の活用が始まった。トヨタ自動車やファナックなど日本を代表するメーカーが製品にAIを搭載する動きを相次いで本格化させている。自ら学習を重ねて知能を獲得するAIは、製品の性能を高めるだけでなく、研究開発や設計、生産の効率を飛躍的に高める可能性を持つ。半導体やディープラーニング(深層学習)の技術進化がそれを可能にしつつある。AIはものづくりの世界をどのように変えるのか。日米で最前線を追った。
- Part1 総論
ものづくりが根本から覆る 研究開発、設計、生産にこそAI - Part2 活用事例
トヨタ自動車
富士通
ルネサス エレクトロニクス
日立製作所
物材機構/産総研 - Part3 台風の目
Preferred Networks
NVIDIA社
クロスコンパス・インテリジェンス
Rethink Robotics社
PEZY Computing - Part4 数字で見る現場