他社にない技術や製品を磨き市場で確固たる存在感を示す─。アンケートからは、ほとんどの企業が、事業の維持・成長には「オンリーワン」の技術・製品が欠かせないと考えていると分かった。実際、Part1の図1で見たように、オンリーワンの技術・製品を保有する企業も多く、それによってトップシェアを実現しているところも少なくないようだ。一方で、そのオンリーワン技術を維持・向上させていく人材確保が課題になってきている。

Q1他社にないオンリーワンの技術や製品は必要だと思うか

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半数(50.2%)が「絶対に必要」と回答。オンリーワンの技術・製品の必要性を認めている。ただし残る半数(46.7%)は「あった方がよい」と回答しており、必須とまでは考えていない。