「他の金型とは“感覚”が違う。鍛造用金型や板金用金型を手掛けてきたメーカーが参入しても、すぐにはマネできない」。ゼノー・テック代表取締役の岸本泰博氏は自信をみせる。同社が得意とするのは、粉末冶金用の金型。オイルポンプ部品やクラッチ部品、パワーステアリング部品など、自動車向け部品の高精度で複雑な形状の金型を中心に手掛けている。
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