「経年劣化を予測できれば、不具合発生前の保全提案が可能なので信頼性向上に役立つ。製品寿命を前提とした取り扱いの注意を顧客に見える化して説明しやすい」「従来は開発や設計の支援手段だったシミュレーション技術が、ビジネスモデルの一部や製品・サービスの一部となり、より直接的な収益の手段となり得る」。これらは、本特集を機に本誌が実施したデジタルツインに関するアンケートで寄せられた自由記述の一部だ。こうしたデジタルツインへの期待がある一方、 「現実世界の情報には取得できるものと、取得できないものがある」「現物があるからこそ分かること、いわゆる人の感性で判断する課題が見えなくなる」といったように問題点を指摘する声も少なくなかった。
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