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HOME有料会員向けトップ > CFごとに異なる強み、波長が合えば大成功も

日経エレクトロニクス 2017年7月号

日本メーカーこそCF第3部:CFの選び方ガイド

CFごとに異なる強み、波長が合えば大成功も

  • 野澤 哲生
  • 2017/06/19 00:00
  • 1/9ページ

出典:日経エレクトロニクス、2017年7月号、pp.69-76(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

日本の主要な購入型クラウドファンディング(CF)のプラットフォームはそれぞれ個性派ぞろい。取り扱う製品やアイデアのジャンル、CFの前後でのサポート体制は大きく異なる。CFに出展するならどこにすべきか。国内の主要なCFプラットフォームについて、それぞれの特徴と出展されたアイデアや製品を紹介する。

 日本の購入型クラウドファンディング(CF)元年は2011年。米国の2009年と2年ほどしか違わない。現在では200近いCFプラットフォームがあるとの見積もりもあるが、一定の規模があるところは6社前後に絞られる(表1)。

表1 エレクトロニクス製品を扱う主な国内の購入型CFプラットフォーム
開始時期順に示した。
[画像のクリックで拡大表示]

ソニーの「First Flight」
ベンチャーも育成へ

 現時点で国内のCFプラットフォームにおいて、1プロジェクト当たりの調達額の最高は1億716万円。第2部で誕生の経緯を詳しく紹介したソニーの「First Flight」に出展された開発プロジェクトだった(図1)。

図1 斬新な製品が続々
ソニーのCF兼オンライン販売サイト「First Fligt」で扱っている製品の例を示した。(写真:HUISとAROMASTIC、MESHはソニー)。
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 First Flightはオンライン販売サイトなどの機能も兼ねている。当初は、出展できるのはソニーの社員がリーダーであるプロジェクトに限っていたこともあり、出展品の累計数は多くはない。CFから出発して事業化が始まっているのは4製品/事業である。

 現在は、ソニーと関係のないベンチャーやメーカーでも、一定の審査をクリアすればFirst Flightに出展できる。審査とはまさにソニーの新規事業創出プログラム(SAP)のオーディションとその後の事業計画の練り上げだ。「ソニーのCFを使う以上は、そのプロジェクトに一定のクオリティーや信頼性は必要」(ソニー 新規事業創出部 FF事業室 統括課長 First Flightプロジェクトマネジャーの小澤勇人氏)だとする。

 ただし、審査が厳しい半面、それに合格すれば、事業化が軌道に乗るまでの間、ソニーグループが事実上のアクセラレーターになって手厚い支援が受けられる。既に社外のベンチャーによる案件が進行中だという。

アクセラレーター=ベンチャー企業に一定の期間、少額の資金、施設、事業ノウハウなどを提供することで、事業の急速な拡大を支援する組織。

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