本記事はロボットとAI技術の専門誌『日経Robotics』のデジタル版です
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 国際ロボット競技会「RoboCup 2017」(以下、世界大会)が2017年7月末に名古屋で開催された。学生などが参加する実機リーグおよびシミュレーションリーグ、子供向けのジュニアリーグを合わせて、約40カ国から約3000人が参加した。世界大会が日本で開催されるのは実に12年ぶりである。今回はRoboCupの20年にわたる歩みの中でも、ロボット関連ベンチャーのインキュベーション的な側面について紹介しよう。