本記事はロボットとAI技術の専門誌『日経Robotics』のデジタル版です

 2017年8月25日、ソウル中央地方法院(地方裁判所)は韓国Samsung Electronics社 副会長 李在鎔被告に贈賄、横領、財産国外逃避などの罪で懲役5年を言い渡した。李被告は前大統領朴槿恵被告とその友人の崔順実被告に433億ウォンの賄賂を提供した容疑で、2017年2月から検察に身柄を拘束されていた。

 判決の2日前の8月23日には、昨年バッテリ発火事故を引き起こした「Galaxy Note 7」の後継機種「Galaxy Note 8」が公開されてメディアやユーザーが絶賛。販売台数が急増する期待感から同社の株価は値上がりし続けていたが、一審の判決後、株価は1%以上値下がりした。