本記事はロボットとAI技術の専門誌『日経Robotics』のデジタル版です
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 2017年7月27日、青瓦台(韓国の大統領官邸)では文在寅(ムン・ジェイン)大統領の就任後初となる企業経営者と大統領の懇談会が開催された。財閥オーナーとの懇談は韓国経済の行方を決める重要なイベントで、韓国メディアがその様子について速報競争するほど注目されるイベントでもある。

 今回の懇談会では、韓国Hyundai Motor社(現代自動車)副会長のチョン・イソン氏の発言が注目の的となった。チョン氏は「中国の経済制裁により現代自動車の売り上げが大きく減っているが、(韓国政府が進める)第4次産業革命に関連して現代自動車は電気自動車、自動運転車、燃料電池車を積極的に開発し、国内外のスタートアップと協力して共生するよう努力する」と文大統領に話した。