本記事はロボットとAI技術の専門誌『日経Robotics』のデジタル版です
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 求職難が続く韓国では、ロボットやAIを社会で広く活用する第4次産業革命以降、人間が働ける職場がますます減るのではないかとの不安が広がっている。韓国言論振興財団メディア研究センターが、第4次産業革命を知っていると答えた成人1041人を対象に2017年4月末にアンケート調査を実施したところ、89.9%が「第4次産業革命によって社会全体で雇用が減る」と答えた。「第4次産業革命は私の雇用を脅かすだろう」と答えた人が76.5%に達するほど、韓国では「第4次産業革命=仕事がなくなる」というイメージが強くなっている。その一方で「第4次産業革命は経済の成長力になる」と答えた人は82.4%を占めており、未知に対する不安と希望が入り混じった状況であるとわかる。