本記事はロボットとAI技術の専門誌『日経Robotics』のデジタル版です

 シリコンバレーでは今日も、新しいアイデアのロボットを世に問おうとするスタートアップが次々と生まれている。2017年9月13日に米サンフランシスコで開催された「HAX Demo Day」でも、2社のロボットスタートアップがデビューを果たした。4足歩行で移動する配送ロボットを開発する米Unsupervised AI社と、犬のフンを自動的に回収する掃除ロボットを開発する米Beetl Robotics社だ。

 イベントを開催した「HAX Accelarator」は、シリコンバレーのベンチャーキャピタル(VC)である米SOSV社が運営するハードウエアスタートアップのアクセラレーターだ。Unsupervised AI社、Beetl Robotics社とも、HAXの支援を受けてロボットのプロトタイプを開発し、HAXが投資家などを集めて開催したDemo Dayで、製品のデモを披露した。