本記事はロボットとAI技術の専門誌『日経Robotics』のデジタル版です

 ドローンを使った精密農業などに向けたセンサ「マルチスペクトルカメラ」を、イメージセンサ大手のソニーが開発した。半導体子会社であるソニーセミコンダクタソリューションズが2016年12月、試作品を公開した。ソニー系列のドローンベンチャーであるエアロセンスの機体に装着した形で披露した(図1)。