電気・電子系技術者が現状で備えている実力を把握するために開発された試験「E検定 ~電気・電子系技術検定試験~」(過去のサンプル問題や出題範囲などE検定の詳細はこちら、E検定の申し込みはこちら)。E検定で出題される問題例を紹介する本連載の問34は「計測」の分野から、スペクトラムアナライザの特徴の問題である。周波数領域の特性を測定できるスペクトラムアナライザの動作、用語、使用法を知ることで、信号やノイズを正しく測定することができる。この問題は「現場での問題解決に必要な知識」であるレベル3、正答率は43.4%である(E検定試験の効果と学習方法(PDF形式)はこちら)。


【問34】
(1)~(4)のスペクトラムアナライザの説明で正しいものはどれか。

(1)RFアッテネータは入力をミキサのダイナミックレンジ以下に最適化する。
(2)ミキサはヘテロダイン方式により入力と局部発振器の周波数の和と差成分を取り出す。
(3)IFフィルタのRBWを10[倍]するとノイズフロアは10 [dB]下がる。
(4)スペクトラムアナライザの主な用途はデバイスの反射、伝送特性の測定である。

  •  (1)と(4)
  •  (1)と(2)
  •  (2)と(3)
  •  (3)と(4)