電気・電子系技術者が現状で備えている実力を把握するために開発された試験「E検定 ~電気・電子系技術検定試験~」(過去のサンプル問題や出題範囲などE検定の詳細はこちら、E検定の申し込みはこちら)。E検定で出題される問題例を紹介する本連載の問32は「実装」の分野から、熱抵抗と温度の関係の問題である。熱源の放熱経路の総熱抵抗を知ることにより、熱源の温度の計算を理解することができる。この問題は「現場での問題解決に必要な知識」であるレベル3、正答率は45.0%である(E検定試験の効果と学習方法(PDF形式)はこちら)。


【問32】
図のような半導体チップの熱源がある。パス1~パス3の放熱経路を通って、全ての熱がA点から放熱されるとする。このときの半導体チップの温度は何[K]か。ただし、半導体チップ内の熱抵抗は0[K/W]とする。

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